2017年6月12日
黒炭って何?
炭にもいくつか種類があるのはご存知でしょうか?
今回は白炭の紹介に引き続き、黒炭の紹介です!
【黒炭の特徴】
以下の表が黒炭の特徴をまとめたものです。
項目 | 黒炭 |
---|---|
窯の温度 | 700~800℃ |
炭の取り出し |
(窯内消火法) 窯を密閉して空気を遮断し、火が消えてから炭を出します。 |
生産サイクル | 10日位のサイクルで出炭します |
長所 |
・火がつきやすい ・扱いが簡単で火力もそこそこある。 |
短所 |
・他の炭(白炭)に比べて火力が劣り、火持ちが短い ・柔らかく型崩れしやすい |
黒炭は約700℃の窯で燻した後、窯を密閉して空気を遮断し、火が消えてから炭を取り出します。10日くらいのサイクルで炭を出します。
表を見てわかるように黒炭は他の炭より火が点きやすいが、他の炭と比べて火持ちが短いなど、長所・短所があります。
【黒炭の利用方法】
みなさんが炭と聞いたとき想定する、ホームセンターなどでよく売っている炭の多くは黒炭です。暖房の燃料としてやバーベキューで使われているイメージがあると思います。
しかし、他にも黒炭は用途があるのです。例えば茶道で使う炭です。お湯を温める際に燃やすのですが、この炭は「お茶の湯炭」と呼ばれています。特にクヌギの樹を材料としており、切り口が菊の花のような割れ目になっているものが理想であり、「菊炭」とも呼ばれています。
※参考ページ:【茶道炭】茶道で使われる炭の紹介!
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