【当日の様子】山暮らし体験ツアー~夏の巻~ 田植え、稲刈り、、、それだけじゃない!農家の夏!

[day 1]

  • 草刈り、壁の塗装

 

田んぼ農家の夏と言えばコレ、草刈りです!
お米作りの行程と言われて思い浮かぶのは、やっぱり『田植え』・『稲刈り』ですが、この『草刈り』もそれらに負けず劣らず不可欠なんです。

田んぼを囲っている畔(あぜ)、何も手を入れないと雑草がグングン伸びてきます。
この雑草を刈らないとカメムシが大量にやってきてしまうのです。

雑草のもとにやってきたカメムシが稲につくと稲の栄養を吸ってしまい、、、
栄養を吸われたお米は黒く変色してしまいます。

黒く変色したお米は等級が下がってしまうため、買い取りの値段が低くなり、、、
結果的に収入の低下につながってしまう、というメカニズム。

つまり、草刈りは収入に結び付いている重要な作業!
いくらでも伸びてくる雑草を相手に、ひたすら刈って刈って刈りまくるのが、農家の夏なのです。

体に巻いたベルトと装着して使う草刈り機に、横から動きを制御する草刈り機、乗って操作する草刈り機など、色んなタイプの草刈りを体験していただきました。
時間にして1時間30分弱、汗で体を湿らせながら、それでもみなさん楽しそうに草刈りをされていました。

 

草刈りをするにはまだ少し小さな参加者さんたちには、壁の塗装の体験をしていただきました。
コチラのお宅、実は今住んでいる方が自分で建てたもの!
夏に合わせて模様替えです♪

 

  • 土のう詰め、土のう運び

続いての作業は、土のう詰め!

田んぼの畔(あぜ)が何らかの理由で壊れてしまった場合(モグラがたくさんいて土が柔らかくなったり、大雨で決壊してしまったり)に、土を詰めた袋≒土のう袋をその箇所に積んで、畔を修復します。
参加者の方々には、その土のう袋を作っていただきました。
スコップで土をすくって袋に詰めて口を縛る、これで1袋。合計で50袋を作っていただきました。
慣れない姿勢での作業、腰に効きますね~笑

 

  • 福山の昔語り、BBQ

大変な作業を2つしていただいた後は、温泉へ。
綺麗さっぱりしてから、今度は福山新田地区で長年暮らされているお爺ちゃんから、福山の昔のお話をしていただきました。
蚕を飼っていた頃や、出稼ぎをしていた頃、福山新田地区の昔の生活について語ってもらったことで、福山新田という地区をより深く理解していただきました。

かねてから、福山新田地区で暮らす方々ともっとお話がしたいとの声があったのもあって、今回新しく加わったプログラムになります。
参加者のみなさんからの評判はとてもよかったので、今後のツアーにも組み込まれていくかもしれません。

 

そんな時間を過ごした後は夜ごはん!

肉を焼きながら、ワイワイガヤガヤ話しました~。
食べるだけでなく、ホタルが集まるところを見に行ったりして、皆さん福山を満喫されていたようです。

一日目はこれにて終了ですzzZ