2019年8月1日
【当日の様子】山暮らし体験ツアー~夏の巻~ 田植え、稲刈り、、、それだけじゃない!農家の夏!
[day 2]
体験のはじまりは朝6時から.
前回の山暮らし体験ツアー~春の巻~の際に、参加者の方々に様々な苗を植えていただいた畑。
夏になって、その畑に作物が実りましたので、今回の夏の体験ツアーで収穫をしていただきました!!
獲れたてのスナップエンドウをさっと茹でて塩をまぶすとあら不思議。
びっくりするくらい甘くて美味しいんです!!
「もっと!もっと!」とたくさん摘まんで食べていました。
野菜収穫の後は、散策です。
詳しい人に草花の解説をしてもらいながら、峠のふるさと広場内にある林間歩道を歩きました。
朝飯前の軽い運動、爽快です!!
朝ご飯をしっかり食べて、2日目のがっつり作業苗の植え付けがはじまります。
写真に写る大量の苗は、ブロッコリー!
広大な畑に、ブロッコリーをこれでもか!というほど植えていきます。
途中で苗を追加してカリフラワーなんかも追加して、結果的に2,000株以上を植えていただきました。
大人数でやると、楽しく早く作業ができますね!
耕運機を使っての畑を耕すのは、人気の作業。
真っ直ぐに耕すのは中々難しい、でもその難しさが癖になるのかもしれません。
2時間がっつり畑で活動していただきました。
まだまだ終わらない夏の体験ツアー。
お次は田んぼでの作業です。
溝切りとは、田んぼの中の土に水路を作ること。
田んぼの水を干したい時に、素早く完全に水が流れるようにする作業です。
今は手押しや乗用の機械がありますが、昔は手で土に跡を作っていたというのだから、、、
いやはや、頭が上がりません。
溝切りが終わった後は、穂肥(ほごえ)を撒きます。
名前の通り、穂が肥えるようにするためのもので、秋の収穫量を左右する大切な工程。
参加者みなさんで分担して、手で撒いていきました。
夏の蒸し風呂のような湿気と暑さの中で、この溝切りと穂肥撒き。
楽な作業ではまったくないですが、これもリアルな田舎暮らし。
美味しいところ、楽しいところだけではなく、様々な作業をこなすからこそ百姓(ひゃくしょう)と呼ばれるのです。
本当にみなさん、頑張られていました。素晴らしいです。
作業後はお待ちかねのお昼ごはんと小休憩。
作業と呼べるものは、これにて終了です。
午後はこれまた新しい試み、『福山新田集落全体の案内』と『空き家の見学』です。2手に分かれて行動しました。
集落案内では、福山新田地区を構成する5つの地域を巡りながら様々な解説を行いました。
普段のツアーでは行かないようなところに行ったり、福山の歴史を知ってもらうことで、福山をより理解していただきました。
空き家見学では、地区の中で空き家になっているお宅を2つ巡りました。
人が減るにつれて人が住まない家も増えてくる、福山のそんな一面を知っていただきました。
どちらも目的は、福山新田地区を知っていただくこと。
魚沼市内で暮らす方でも訪れたことがない人が何人もいるような地区、そんな地区を知ってもらう、リアルな田舎の暮らしを体験してもらうのがこのツアーの大きな目的。
知名度がある地区とは言えませんが、でもだからこそ、地区で暮らしている方々みなさんが一生懸命に本気で生きている場所。
だからこそ、多くの人を惹きつける地区になっているのだと思います。
山暮らし体験ツアー~夏の巻~は、これで終了です。
たっくさんの行程をこなしていただきました。大変さはこれまでのツアーの中でも屈指だったかも。
次の体験ツアーは秋、収穫の季節。
新米の匂いに、地区で暮らすみなさんの人柄に惹かれて、多くの方に参加いただければ嬉しいです。
以下に次回のツアーのチラシを掲載します。
よろしければ、ご覧ください。
それでは、ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
- 次回の体験ツアーのご案内です↓
- これまでの体験ツアーの様子です↓
上から順に、2018年秋、2018年冬、2019年春の際の記事になっています。
山暮らし体験ツアーの情報や、そのほか福山新田地区での暮らしについて発信しているページです↓