1日目
予習会 16:00~
福山森林体験の家「研修室」にて2時間程度の予習会を行います。白炭焼きの工程をテキストと動画を見ながら講師の橘福二氏と一緒に学びます。また、白炭窯を作る動画や、山の中にある白炭窯の写真等も閲覧します。
交流会 18:00~
予習会終了後は、福山森林体験の家「ピロティ」にて参加者と講師が、魚沼のソウルフードであるモツ焼きをしながら交流会を行います。交流会に参加することで、2日目は参加者同士が和気あいあいと接することができ、大変好評です。※希望者のみ
2日目
塾長あいさつ 6:00~
塾長である橘福二氏から、開講のあいさつをしてもらい白炭塾が始まります。
窯後ろの通気孔開き 6:10~
窯の裏にある通気孔を1時間半かけて少しずつ開いていきます。
通気孔を開く作業をしながら、薪割りと針金縛り、集材場所・山の白炭窯の見学をします。
薪割り
針金縛り
集材場所見学
山の中にある白炭窯の見学
朝食 7:30~
福山森林体験の家にて朝食をとる。
窯の入口の土壁を崩す 8:30~
窯の入口を塞いでいる土壁(レンガと粘土)を2時間かけて少しずつ崩しながら開いていきます。
窯から炭を取り出す 10:45~
窯の入口が全て開いたら、窯から白炭を取り出していきます。
まず、炭灰(すばい)と呼ばれる水分を含んだ灰を窯の中に投げ入れ炭を硬くしてから、慎重に折れないように取り出していきます。白炭は火が着いている状態で窯から炭を取り出すので、とても熱く大変な作業です。参加者全員、汗を流しながら一生懸命アツアツの炭を取り出します。
取り出した炭に炭灰をかけて炭を冷やし、再び火がおきないようにします。
炭を取り出す
炭灰をかけ冷ます
昼食 12:00~
福山森林体験の家で昼食をとる。
炭材の立て込み 13:00~
窯の中に針金で縛った炭材を立て込んでいきます。窯の中は熱く中に入れないので、長い棒を使って炭材の立て込みを行います。隙間なく炭材を入れるのが多くの炭を作るコツですが、炭材は形がバラバラだったり、倒れやすかったりと参加者の皆さんが苦戦する作業です。
炭の選別 14:30~
取り出した炭が冷めてきたら、ふるいにかけて炭灰を落とし、大きさごとに選別します。
ふるいにかけ炭灰を落とす
炭を大きさごとに選別
炭の袋詰め
炭灰を冷やす 15:30~
ふるいにかけた炭灰を山盛りにし、中央に穴を開けて水を入れます。次の炭の取り出しの準備をしておきます。
窯の入口を塞ぐ 16:00~
炭材が窯に入ったら、土壁(レンガと粘土)を作って窯の入口を塞いでいきます。
体験の振り返り 16:30~
最後に参加者全員で白炭塾の振り返りを行います。
振り返りを行った後、アンケートを記入して白炭塾は閉講します。
本来の炭焼きの流れは、薪割り・針金縛りを行ってから炭材を窯に立て込んで入口を塞ぎ、1・2日後に窯の入口を崩して白炭を取り出します。
しかし、「魚沼!白炭塾」では1日で全ての工程を体験してもらうために予め準備していた窯から炭を取り出し、午後から窯に炭材を入れる流れになっています。